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ユーザー参加型情報収集サービス「ジオクエConnect」を活用し、 ポイ活で電力設備に巻き付く“つる・ツタ”による停電被害を防ぐキャンペーン開始

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ジオテクノロジーズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:八剱 洋一郎)は、当社が提供するユーザー参加型情報収集サービス「GeoQuest Connect 通称:ジオクエConnect」を活用した、電力設備の保守点検を効率化するための調査キャンペーン第二弾「電柱のつるツタ」クエストを本日6月2日より開始しました。

本キャンペーン(クエスト)は、地域住民との協働を通じて電力設備の保守点検の効率化を図るとともに、主に初夏に発生しやすい“つる・ツタ”が電線などの電力設備に巻き付くことで生じる停電リスクを防ぐことを目的として、中部電力パワーグリッド株式会社(以下、「中部電力パワーグリッド」)と共同して実施するものです。

地域住民に当社が提供するポイ活アプリ「ジオクエ」を用いて、愛知県内の一部地域の電線等の電力設備の写真を投稿してもらい、保守点検に活用します。クエストの参加者には、調査協力のお礼としてポイントを付与します。貯まったポイントは現金や、各種ポイントに交換できます。

■中部電力パワーグリッドとの共同調査について 

近年、全国でインフラの老朽化が深刻化し、迅速かつ効率的にインフラの保守点検を実施することが企業・自治体の急務となっています。一方で、高齢化や少子化などによる労働力不足により、十分な保守・点検体制の確保が難しいことから、新たな調査手法の確立が求められています。

ジオテクノロジーズは、2025年3月に初めて、ユーザー参加型情報収集サービス「ジオクエConnect」を活用し、例年春先に発生する鳥の巣による停電を未然に防ぐための調査キャンペーン(クエスト)を中部電力パワーグリッドと共同して実施しました。

■共同調査第二弾 「電柱のつるツタ」クエスト開始の背景について

例年、初夏にかけて、電線や電柱などの電力設備に“つる・ツタ”が巻き付き、高圧機器等と接することで停電が発生する事があります。この停電を未然に防ぐため、中部電力パワーグリッドでは、つる巻き防止器の設置に加え、毎年1回管内全域での巡視を行い、停電が発生する恐れがある場所の“つる・ツタ”を伐採するなどの対策を取っています。

今回はこの巡視を、地域住民の力を借りて効率化し、より多くの情報を収集することで、“つる・ツタ”による停電を予防し、電力の安定供給を図るため、第二弾となる「電柱のつるツタ」クエストを開始しました。

※物理的につるが巻き付きにくくするとともに薬剤により植物の成長を抑制する、電柱や支柱に取り付けられる機器を指します。

 

 

また第三弾となる「地上の電気供給用機器箱」クエストも予定しており、この調査では、地上に設置されているボックス状の「受変電設備」を調査します。「受変電設備」は、電気事業法により、設備毎に5年に1回定期的な点検が義務付けられており、すべての設備を中部電力パワーグリッドの社員が現地を巡回して目視確認しています。第三弾では、この点検を効率化する手段として「ジオクエ」が有効かを探る、実験的取り組みとなります。

<参考:“つる・ツタ”が巻き付いている電柱(写真左)、受変電設備(写真右)>

■キャンペーン(クエスト)の概要

<第二弾 「電柱のつるツタ」クエスト>

  • 対象地域 : 愛知県 田原市・豊橋市
  • 撮影対象 : 「ジオクエ」上で撮影対象として指定する全1,032地点の電柱・電線等の設備
  • 調査期間 : 田原市 : 2025年6月2日~2025年6月30日
    豊橋市 : 2025年7月1日~2025年7月31日

 

<第三弾 「地上の電気供給用機器箱」クエスト>

  • 対象地域 : 愛知県 豊橋市
  • 撮影対象 : 「ジオクエ」上で撮影対象として指定する全539地点の受変電設備
  • 調査期間 : 2025年7月1日~2025年7月31日

 

<「ジオクエ」でのクエストイメージ:過去の点検で確認された“つる・ツタ”が発生しやすい箇所が クエストとして出題される (※実際のクエスト画面とは異なります)>

■“撮った写真に価値がつく”Photo to Earnアプリ「GeoQuest(ジオクエスト、通称:ジオクエ)」とは

「ジオクエ」はユーザーがおでかけついでに“ながらポイ活”できる完全無料のアプリです。「ジオクエ」では街中にあるビルやコインパーキングなど様々な施設が「クエスト」として出題され、ユーザーは「クエスト」の場所に行き、現地の写真を撮影して投稿することでマイルがもらえます。貯めたマイルはAmazonギフトカードやPayPayマネーライトなど30種類以上の他社ポイントや現金に交換することができます。また、企業・自治体の調査を請け負うユーザー参加型情報収集サービス「GeoQuest Connect(通称:ジオクエConnect)」も提供しています。

 

【ジオクエ WEBサイト】 : https://www.geo-quest.jp/

【ジオクエConnect WEBサイト】 : https://www.geo-quest.jp/connect

 

ジオテクノロジーズとは

当社は、1994年の創業から一貫してデジタル地図を提供しています。翌年には地図ソフト「MapFan」を発売。その後、国内初のiモード地図や、カーナビ、法人向けの地図データ、位置情報ソリューションをはじめ、高度な自動運転の実現に不可欠なAD/ADAS用地図をいち早く提供しています。

また、2020年にリリースしたポイ活アプリ「トリマ」に代表されるアプリケーションのユーザーとの接点により、人の移動やその背景にある意識といった現実世界の状況「インサイト」をリアルタイムで把握することが出来るようになってきています。

当社は、これらの人流をはじめとする膨大なビッグデータと、約30年間整備してきた地理空間データを掛け合わせて最先端技術を用いて分析することにより、「今この瞬間のインサイト」を提供し、より快適でサスティナブルな世界の実現という社会貢献を目指しています。

本社所在地 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス 22階
代表者
代表取締役社長 八剱 洋一郎
設立 1994年5月1日
事業内容 オートモーティブビジネス
エンタープライズビジネス
マーケティングビジネス
コンシューマービジネス