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“撮った写真に価値がつく”ポイ活アプリ「GeoQuest」でシングルマザーの自立支援を目指す

ジオテクノロジーズが日本シングルマザー支援協会とパートナーシップ契約を締結

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ジオテクノロジーズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 CEO:八剱 洋一郎)は、一般社団法人日本シングルマザー支援協会と、ジオテクノロジーズが提供する“撮った写真に価値がつく”Photo to Earnアプリ「GeoQuest(ジオクエスト)」を活用したシングルマザーの自立支援を目的としたパートナーシップ契約を締結したことをお知らせします。

「GeoQuest」は、おでかけついでに写真を撮って投稿することでマイルを獲得することができるポイ活アプリです。ジオテクノロジーズは、「GeoQuest」の時間に縛られずにポイ活できるという特徴を活かし、本サービスが子育てで時間の融通が難しく、また苦しい経済状況に置かれるシングルマザーの方々の経済的自立支援の一助となることを目指します。

なお、ジオテクノロジーズは本パートナーシップ契約に基づき、日本シングルマザー支援協会員の皆様へ10,000マイルのプレゼントなどを予定しています。

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日本におけるシングルマザーの状況について

厚生労働省が令和4年に実施した国民生活基礎調査の概況※1によると、日本のこどもがいる現役世帯の相対的貧困率が約10.6%であるのに対し、ひとり親世帯の相対的貧困率は約44.5%となっており、半数近くのひとり親世帯が相対的貧困状況に置かれていることがわかります。

また同省が令和3年に実施した全国ひとり親世帯等調査の結果※2によると、死別、未婚などを含む母子世帯は119.5万世帯、父子世帯は14.9万世帯となっています。そのうち母子世帯の就業率は約86.3%、父子世帯は約88.1%と大きな差はありませんが、平均年間就労収入を見ると、母子世帯が236万円なのに対し、父子世帯は496万円と250万円以上の差があることがわかります。就業している86.3%の母子世帯のうち、正規の職員・従業員は約48.8%、パート・アルバイト等が約38.8%と一般の女性労働者と同様に非正規の割合が高い事が理由として挙げられています。これは多くの女性が結婚・出産から社会復帰する際に、子育てとの両立や、扶養範囲で働くことなどの条件を優先して仕事を選択していることが母子家庭の厳しい経済状況に繋がっていると考えられています。

※1 厚生労働省 国民生活基礎調査

※2 厚生労働省 全国ひとり親世帯等調査

パートナーシップ契約締結の背景について

消費者庁が2021年3月に公開した「ポイントサイトの動向整理」※3によると、一般消費者が複数のポイントサイトを利用することで獲得している1か月あたりの平均獲得金額は1,000円未満となっています。対して、ジオテクノロジーズが提供するおでかけついでに写真を撮って投稿することでマイルを獲得できるポイ活アプリ「GeoQuest」は1か月最大で7,500円分のポイント獲得が可能※4で、効率的にマイルが獲得できるポイ活アプリです。
現在は1日の投稿可能上限数を5回に設定していますが、今後は高品質な情報を投稿するユーザーに対して、投稿上限数や報酬マイルの優遇を行うなど、収入を得ることができる副業アプリとしての可能性を検討しています。
ジオテクノロジーズは「GeoQuest」のユーザーが時間に縛られずに効率的にポイント獲得できるという特徴が、子育てで時間の融通が難しく、また苦しい経済状況に置かれるシングルマザーの方々の経済的自立支援の一助となると考え、今回の日本シングルマザー支援協会とのパートナーシップ契約締結に至りました。

一般社団法人日本シングルマザー支援協会は、女性が子どもを育てながら働きやすい社会を目指し、2013年に設立されました。2023年10月時点で会員数は11,000名を超え、シングルマザーの自立支援や女性の起業支援を行っています。今回、ジオテクノロジーズとのパートナーシップ契約に至った背景には、シングルマザーが経済的安定を求める一方で、育児と仕事の両立が難しい現状があります。そこで、隙間時間を楽しく有効に活用できる副業の提供が求められています。シングルマザーが柔軟に働ける環境を整え、育児中でも無理なく働ける機会を提供することで、経済的自立をサポートし、より豊かな生活を送る手助けを目指しています。

※3 消費者庁 ポイントサイトの動向整理

※4 交換手数料として20%が必要です。

“撮った写真に価値がつく”Photo to Earnアプリ「GeoQuest(ジオクエスト)」とは

「GeoQuest」はユーザーがおでかけついでに“ながらポイ活”できる完全無料のアプリです。「GeoQuest」では街中にあるビルやコインパーキングなど様々な施設が「クエスト」として出題され、ユーザーは「クエスト」の場所に行き、現地の写真を撮影して投稿することでマイルがもらえます。貯めたマイルは当社が提供するポイ活アプリ「トリマ」と連携することで、AmazonギフトカードやPayPayマネーライトなど30種類以上の他社ポイントや現金に交換することができます。

投稿された写真はジオテクノロジーズが約30年にわたり整備し続けているデジタル地図の品質向上に活用します。また社会問題化している老朽化したインフラ設備の維持管理などを「GeoQuest」のユーザー投稿型の情報収集の仕組みを活用して解決することを目指し、行政やインフラ企業に向けてのビジネス展開も進めています。

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活動予定内容

・協会員への「GeoQuest」特別マイル付与(10,000マイル)
・協会員への「GeoQuest」のはじめてガイド開催による利活用サポート
・協会員への「GeoQuest」のノウハウシェア会開催による利活用サポート
上記はプレスリリース時点の内容です。今後も両者協力のもと、より効果的な活動の検討を行っていきます。

一般社団法人 日本シングルマザー支援協会 代表理事 江成 道子様 エンドースメント

シングルマザーの自立支援に携わる中で、新しい仕事を生み出す必要性を感じています。現状の仕組みの中では、女性が子育てと仕事を両立し経済力を付けることは、それなりの条件をクリアしていないとできないことも多いです。「GeoQuest(ジオクエスト)」を活用した自立支援は、空き時間の有効活用からスタートできることもあり、子育て中の女性も取組みやすいです。自立の最初の一歩のハードルは高くない方が挑戦はしやすいです。多くのシングルマザーの挑戦に繋がればと思います。

一般社団法人日本シングルマザー支援協会について

概要:女性が子どもを育てながら働きやすい社会を目指し、2013年に設立。就職・転職がうまくいく「年収アップ」の支援、仲間が増える「コミュニティ」、人間関係が円滑になる「コミュニケーション力」を提供しています。それを体系化し「M E S(ミーズ)」というシステムの基、女性の経済的、精神的自立を支援しています。

【協会概要】
代表理事 : 江成道子
会員数 : 11700 名(2024年6月時点)
事業内容 : シングルマザー自立支援、女性起業支援、企業コンサルティング、各種研修事業行政受託事業、地方移住支援
URL : https://シングルマザー協会.com


ジオテクノロジーズとは

当社は、1994年の創業から一貫してデジタル地図を提供しています。翌年には地図ソフト「MapFan」を発売。その後、国内初のiモード地図や、カーナビ、法人向けの地図データ、位置情報ソリューションをはじめ、高度な自動運転の実現に不可欠なAD/ADAS用地図をいち早く提供しています。

また、2020年にリリースしたポイ活アプリ「トリマ」に代表されるアプリケーションのユーザーとの接点により、人の移動やその背景にある意識といった現実世界の状況「インサイト」をリアルタイムで把握することが出来るようになってきています。

当社は、これらの人流をはじめとする膨大なビッグデータと、約30年間整備してきた地理空間データを掛け合わせて最先端技術を用いて分析することにより、「今この瞬間のインサイト」を提供し、より快適でサスティナブルな世界の実現という社会貢献を目指しています。

本社所在地 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス 22階
代表者
代表取締役社長 CEO 八剱 洋一郎
設立 1994年5月1日
事業内容 オートモーティブビジネス
エンタープライズビジネス
マーケティングビジネス
コンシューマービジネス