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ジオテクノロジーズ、「長岡花火2023の来場者にアンケート」を実施

来場者の満足度は90%超え、泊り客の57.4%は「初めて見た」と回答

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ESGメタバースカンパニーのジオテクノロジーズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 CEO:杉原 博茂、以下「ジオテクノロジーズ」)は、移動するだけでポイントが貯まるM2Eアプリ「トリマ」を展開し、累計ダウンロード数1,400万を超えています。

また、「トリマ」から収集した位置情報を解析する人流サービスだけではなく、ユーザーの意見を集めることができるアンケートサービス『Geo-Research(ジオリサーチ)』も提供しています。これらを活用して、今回は4年ぶりに通常開催された「長岡まつり大花火大会」(2023年8月2~3日開催、以下「長岡花火」)にて、現地で鑑賞した人々を対象にアンケートを実施、観客の動向や今後の課題を調査しました。

調査結果のサマリ
● 地元・新潟県からの来場者が約半数を占め、続いて30%強が関東地方からの来場。

● 長岡花火を見るのは「初めて」と回答したのは、宿泊客で57.4%、日帰り客は22.3%。

● 来場者のうち「長岡花火公式アプリを知っていて、インストールした」と回答したのは20%程度に留まる。
人流構成比

人流解析による来場者の拡大推計を実施。地元・新潟県からの来場者が約半数を占めるほか、30%強が関東地方からの来場でした。また年代別の構成比は世代毎・性別毎に極端な差は見られず、若年層からファミリーまで幅広い層に親しまれるイベントであるという印象を残します。

地域別構成比。



年代別構成比

「地元の日帰り客」と「遠方からの宿泊客」

アンケートの結果から浮かび上がったのは、長岡花火の現地鑑賞回数と宿泊状況の間に相関が見られるかもしれないという示唆です。一泊または二泊で現地を訪れた人のうち57.4%が長岡花火を見るのは「初めて」と回答。日帰り客のうち「初めて」と回答をしたのは22.3%であり、大きな差がみられます。一方で、日帰り層のうち長岡花火を「10回以上」見たことがあると回答した人は38.7%と最多でした。

現地で見た回数

さらに、長岡花火を誰と見たかを問う設問では、「一泊・二泊」回答者では「恋人・配偶者・パートナーと」(38.8%)が多かった一方、日帰り層では「家族と」(43.0%)が最も多く、続いて「友人と」(22.7%)が目立つ結果となりました。加えて「一泊・二泊」回答者は長岡花火に関連した消費金額が最も多く、約44%が「3万円以上」を使ったと回答。

これらの結果から主な客層は、地元の友人や家族と過ごした「地元在住者または帰省客層」と、周辺県ないし遠方から長岡を訪れ、パートナーとともに花火を鑑賞した「観光層」に二分されていたと考えられます。

長岡まつりを一緒に見た相手



総消費金額

大会満足度は高め、長岡花火公式アプリの周知に課題

今後の課題としては、長岡花火公式アプリの認知度・利用率向上が挙げられます。公式アプリは会場マップや当日のプログラムなどがスマートフォン上で確認できるものですが、来場者のうち「アプリを知っていて、インストールした」と回答したのは20%程度に留まっています。

アプリ満足度



アプリ認知度

アプリインストール率は抑えめだった一方、HP閲覧者・アプリ利用者の満足度はいずれも80%を超え、非常に高い数字となりました。アンケートでは「入場口検索や会場写真の閲覧ができてわかりやすかった」「リアルタイムで会場周辺の混雑状況がわかるとさらに良い」といったコメントも見受けられました。

アプリを知っていると回答した人への「アプリの存在をどこで知ったか」という設問では、半数以上が「公式HP(ホームページ)」と回答。公式HPではアプリのコンテンツや画面イメージを確認でき、ダウンロードページへの遷移も可能で、公式HPの周知徹底が、結果的にアプリの認知度向上に繋がることが考えられます。

アプリ満足度

調査概要
対象者・サンプル数: 2023年8月2~3日開催の長岡花火来場者(n=7,022)うちリサーチn=403
回答者: トリマユーザー20代~60代、男女
調査手法: Geo-Research(インターネット調査)
調査期間: 2023年8月10日(木)~14日(月)
最後に

コロナ禍を経て、4年ぶりの通常開催を果たした長岡まつり大花火大会。これまで帰省を自粛していた方や遠方からの旅行客など多くの観客を迎え、盛況のうちに幕を下ろしました。

今回のアンケートに寄せられたコメントには「早朝4時に関東を出発して見に行った」「ツアーで来た」という声もあり、日本三大花火のひとつに数えられる本大会の注目度の高さが改めてわかりました。 歴史と伝統を守りつつ、アプリなどのデジタルコンテンツを活かすことでさらに魅力的なイベントになっていくのではないでしょうか。

ジオテクノロジーズとは

当社は、1994年の創業から一貫してデジタル地図を提供しています。翌年には地図ソフト「MapFan」を発売。その後、国内初のiモード地図や、カーナビ、法人向けの地図データ、位置情報ソリューションをはじめ、高度な自動運転の実現に不可欠なAD/ADAS用地図をいち早く提供しています。

また、2020年にリリースしたポイ活アプリ「トリマ」に代表されるアプリケーションのユーザーとの接点により、人の移動やその背景にある意識といった現実世界の状況「インサイト」をリアルタイムで把握することが出来るようになってきています。

当社は、これらの人流をはじめとする膨大なビッグデータと、約30年間整備してきた地理空間データを掛け合わせて最先端技術を用いて分析することにより、「今この瞬間のインサイト」を提供し、より快適でサスティナブルな世界の実現という社会貢献を目指しています。

本社所在地 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス 22階
代表者
代表取締役社長 八剱 洋一郎
設立 1994年5月1日
事業内容 オートモーティブビジネス
エンタープライズビジネス
マーケティングビジネス
コンシューマービジネス